尾瀬 2008年10月12、13日
尾瀬に行くのは3回目、10年ぶりくらい?
1回目は小学校の時。初夏かな?ニッコウキスゲがたくさん咲いてて、感動。湿地帯好きにはたまらなく美しい場所だった。延々とつづく木道もツボ。川に魚がうようよいた。 大江湿原でみた新緑の木々に「お母さん、見て!木がほわほわしてる!」の名言を残す。 その時のコースは、御池→見晴(弥四郎小屋・泊)→尾瀬沼→沼山峠。 登山にうんざりしていた私は、御池駐車場で「もう山登りやだ!!!」と泣き喚きさんざんごねる。親&兄イライラ。もう着いちゃってんだから行かないわけにもいかず、しぶしぶ出発。 でも、コースをみて判るとおり楽な行程だったため「あれ?山登りじゃないじゃん」と拍子抜け。「そうならそうと言ってよ!」と懲りずに文句をいうと「そう言ってるのにアンタが聞かなかっただけでしょ(怒)」と言われる。てへ。 でも、本当の予定は御池から燧ケ岳登って見晴泊だったんじゃないのかな~と今は思う。 うちの父母が、天気も悪くないのに登らない訳ない。いやぁ、嫌なガキだった。 2回目は10年くらい前?大人になってからかな?秋。9月くらい? 沼山峠→(不明)→尾瀬沼(長蔵小屋・泊)→沼山峠。 母は長英新道から燧ケ岳に登ったというんだけど、私は燧ケ岳に1度も登った覚えないぞ!頂上から尾瀬沼がきれいに見えたって・・・記憶がない~>< 私に残っている記憶は、秋の尾瀬は枯れ果てててさびしいな、という感想だけ。。。天気良くなかった気がする。だから山も登らなかったような。でも1日目は晴れてたような。 ホントに燧ケ岳登ってるんだったら、記憶が無いって無茶苦茶悲しい(泣) 前置きが長くなってしまったが、今回3回目は初の群馬側からの参戦です。 10/11(土)20:00新宿発高速バス→ 10/12(日)翌5:00大清水→三平峠→尾瀬沼→大江湿原→沼尻→見晴(昼食)→14:00竜宮(竜宮小屋・泊) 10/13(祝)翌5:30尾瀬ヶ原→山の鼻(朝食)→至仏山→小至仏山→13:00鳩待峠→22:00新宿着高速バス 大清水でバスを降りる。 寒い。暗い。何も見えない。登山口どこ?状態。 まいたけおにぎり弁当(美味い!)を食べながら、夜明けを待つ。 紅葉綺麗。周辺の山々も、広葉樹が多いのか、モコモコカラフルな毛糸の山のよう。 三平峠を越えて尾瀬沼に下りる。木道に霜が降りてて滑って転ぶ。でも私だけじゃなかったのでヨシ。尾瀬沼ヒュッテできのこ汁食べる。(相方はトン汁) ←北岸から長蔵小屋。 これ、『ぼくの地球を守って』で木蓮が紫苑にみせた“故郷”のイメージっぽくない? ここで一発、「その者、青き衣をまといて、金色の野に降り立つべし」と一人ナウシカごっこをするが、相方がナウシカを知らなかったため胡散臭い目で見られた・・・ 2回目にきた時、「枯れ果てて寂しい」と感じた大江湿原。 しかし今日の大江湿原は違った。明るい!カラフル! 秋の尾瀬がこんなに華やかだと思わなかった。「きれ~」を連発。やっぱりあの時は天気悪かったんだな。燧ケ岳もこんなにはっきり頂上のほうまで見たの初めて。山肌に生えてる白樺の枝、1本1本綺麗にみえる。どっしりしてる。いつか登りたい。 ←沼尻休憩所はむちゃくちゃ混んでた。3連休だしね。それにしても、道行く人、3人に1人は高そうな一眼レフを持ってる。中高年の男性の所持率は100%に近い。すげー。 ←尾瀬ヶ原から燧を振り返る。 ←竜宮小屋の部屋から山の鼻へいそぐ人たちを見る。3連休ということで、もちろん相部屋。6畳間に6人ごろ寝。でもふとんはふかふかだったよ。早く着いたので夕方まで昼寝しちゃった。バスで寝れなかったし。 ←翌朝5時起き5時半出発。竜宮小屋を振り返る。木道滑る。こわい。 朝の尾瀬ヶ原は幻想的。思わず立ち止まって見入ってしまう。途中、千の風になってを小さく歌うおじさんに遭遇。追い越す時ちょっと恥ずかしそうに「おはようございます」と挨拶してくれた。きっと、亡くなった奥さんが尾瀬が大好きで、病院でずっと「あなた、また一緒に尾瀬の草紅葉を見に行きましょうね。」って言ってたんだよ。あのおじさんは亡くなった奥さんとこの美しい景色を楽しんでたんだ、と思ったら泣けてきちゃった。(注意:奥さんの部分は激しく想像です。) ←朝日に照らされた至仏山。これから登るぞ。 ←中間あたりで下界を見下ろす。 ←山頂から。 小さくて見づらいけど、写真中央奥にかの有名な谷川岳一の倉沢が見える。おー。映画のクライマーズ・ハイ見たばっかりだから嬉しかった。 この後しばらくしてデジカメ充電切れる。。。 総括;天気もよく、最高だった。また尾瀬に行きたい。
by datte-damonn
| 2008-10-14 17:22
| 山
|
以前の記事
カテゴリ
検索
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||